首都ベルモパンで、謝さんに会うことが出来ました。

朝一番で観光省のアビルさんを訪ね、環境関係の実務担当者を尋ねたところ、Ministry of
Natural Resources & Environment環境部門のマーティンさんを紹介されました。
何処にあるのと聞いたら、当然のように、首都ベルモパンと言われました。

環境部門のマーティンさんの所属先の電話番号と、メールアドレスを教えてもらいましたが、
電話しても丁重に時間がないと断られれば、それまでですし、メールしても、直ぐに返事が
もらえるかどうかは分りません。駄目元で行くことにしました。必ずしも、マーティンさん
ではなくても、様子を聞ければ、ことが足ります。

ベリーズ観光産業協会エグゼクティブディレクター エフレンさんの了解を得、急いで手続して、
10時発の首都ベルモパン行のバスに乗りました。

環境部門は、首都ベルモパンのバスターミナルの目の前にありました。受付で約束がないことを
伝えましたが、直ぐに会ってもらえました。話を聞かれて、そういうことなら、森林部門や
ベリーズ大学になりますね、と言われました。

とても強い雨が降ってきました。もしかしたら、謝さんに会えるのではと思って電話しましたが、
留守電でした。近くのレストランに入り、メニューを見ていたら、携帯が鳴りました。
謝さんからでした。ベリーズ大学の図書館にいますと言われて、直ぐに向かいました。

タイミング良くランチタイムで、謝さんに会えました。初めてお会いしましたが、既に、ブログ
でのやり取りがありましたので、久し振りの再会のように思えました。普通に日本語で会話が
出来たのも、謝さんは、台湾で日本語を専攻され、1年間、千葉県我孫子に滞在された経験が
ありました。

降り続いた雨のお蔭と言えば良いのか、謝さんと時間を忘れて話が出来ました。

ベリーズ大学のケイ博士を訪ねました。突然の訪問でしたが、直ぐに会っていただけました。
ここでも、雨が幸いしたようで、先客が遅れていたようです。

更に、森林部門を訪ねましたが、不在のため出直しとなりました。

電話だけで用が足せたり、人間関係を築けたりするほどの語学力はありません。
日本的な感覚では、恐らく相手の迷惑を顧みない飛び込みで、非礼極まりないかも知れませんが、
その場にいる人に優先権がある中米独特の感覚なのではないかと思っています。

アポイントがアポイントとして機能する保証はありません。相手を気遣わないのではなく、
限りなく自分のペースを優先させてしまうように思える社会では、やはり、行動することに
よって、相手の情に触れるような気もしています。

窮鳥懐に入れば猟師も殺さずの例えがありますが、日本人が、わざわざ訪ねてきたのだから
会ってあげようということなのかも知れません。どのように思われようが、通用する間は、
何度でも利用しながら、しかし、語学力は、高めていきたいと思っています。

謝さんは、更に、スペイン語の勉強に入られているようです。学ぶ覇気や気概からエネルギーを
いただいたような気がします。一方、自分の子供のような年代の方と話を交わせる時間は、とても
貴重だと思っています。



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