雨の日のベリーズ中央銀行です。

門からベリーズ中央銀行の入口までは、なだらかなスロープを登っていく感じです。重厚な建物は、
威厳を感じさせます。小高い場所だけに見晴らしもよく、
一種独特の空間のように思えます。目の前の建物は、ベリーズ博物館ですが、その昔は刑務所として
利用されていました。

入口のセキュリティは、航空機の搭乗手続きを思わせますが、厳重にチェックされています。ほんの
少し中に入るだけでしたので、荷物を手前に置いておこうとしたら、荷物を見ていてあげるけど、
一度機械に通してからと言われてしまいました。

入口には、セキュリティ担当者の受付があり、更に、ベリーズ中央銀行の受付担当者が控えています。
職員は約130名だそうです。

2009年3月の時点では、1人の旅行者として、ベリーズの綺麗な紙幣やコインに、簡単に交換してもらえ
ましたが、文書の提出を求められていました。宛先は、ベリーズ銀行総裁で、理由も記入するように
言われました。

総裁が目を通されるなどとは思っていませんが、何事も勉強になりますし、この先がどうなるのかと
いった興味もあり、文書を提出していました。いつ連絡出来るかは分らないと言われましたが、3日後に
OKの電話が入りました。

何度か通っている内に、中の様子を写真に撮りたいと思ったのですが、誰に尋ねても撮影禁止と、にべも
なく断られました。ブログで是非紹介させてもらいたいと話したら、少し反応があり、セキュリティ
チーフに尋ねるように言われ、1階部分だけなら、と許可が下りました。

自分の憶測で判断して諦めてしまうのではなく、駄目元で、とにかくお願いしてみるものだと改めて
思いました。断られたにしても、何も失うものはありません。最終的に、断られたとしても、職員の
方達と僅かながらでもコミュニケーションを持てたことになりますし、英会話の勉強にはなっています。

何とか、ベリーズ中央銀行の中の様子を紹介出来ました。



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