中嶋様をベリーズシティ市内の空港で見送りました。



先日、ラマナイ遺跡ツアーに参加しましたが、中嶋様は、更に、オレンジウオークにある
ベリーズ日本人会会長・井上様の海島綿花畑と工場を見学されました。カイトウメンと
言っても、お分かりになりませんでしたが、シー アイランド コットンと言い換えると、
直ぐに了解されました。

その昔、繊維メーカーで数年仕事をされたことがあったそうで、その時に、最高級のローヤル
綿花として記憶されていたそうです。ラマナイ遺跡の近くに、シー アイランド コットンが
栽培されていることが分ると、是非、見に行きたいと言われました。

オレンジウオークで2泊され、その間に、北部コロザルのサンタリタ遺跡まで足を伸ばされて
いました。行はタクシーを利用され、ダウンタウンへの戻りは歩かれたそうです。方向感覚は、
全く問題ないようです。

歩きというと、聖ヤコブ大聖堂を訪ねる巡礼の旅を経験されていました。以前、NHKで放送された
サンティアゴ・デ・コンポステーラ(ガリシア地方のキリスト教の聖地)の番組を見ましたが、
正にこのコースを歩かれていました。

1日20キロから30キロを歩いて、折り畳みの行程表の裏表にスタンプやサインを受けられるもので、
その全行程の記録を見せていただきました。必ずしも、信者ではなくても参加できるそうですが、
100キロ以上歩くことがルールになっているそうで、ほとんどの人が全行程を歩かれているようです。

1人で、ベリーズまで旅行されてきた背景には、ニカラグアで2年間シニア海外ボランティアを経験
されただけではなく、そのような旅行をやり遂げられた経験があったからのようです。日本からは
遠い中米に、唯一査証が必要なベリーズを訪ねられたことを嬉しく思っています。

ベリーズ観光の魅力の一つに、14人乗りの小型航空機で、600メートルの上空から見る景色があります。
ベリーズシティからプンタゴルダへの移動には、約1時間の航空機を利用されました。片道257.80ベリーズ
ドル(128.90米ドル) の料金は、同コース6時間半のバス料金の約12倍ですが、一見の価値があります。

一方、ベリーズカリブ海を知るために、水上タクシーを利用されて、キーカーカーへも旅行されて
いました。ベリーズシティの博物館を主とした市内観光、マヤ遺跡、そして、カリブ海に続き、空からの
景色をご覧になられて、次の目的地に向かわれました。

ベリーズに立ち寄っていただいたことを、嬉しく思っています。元気なシニア世代が、日本人の渡航
としては、ほとんど未知の中米を、大いに開拓していって欲しいとも思っています。

旅のご無事をお祈り申し上げます。



人気ブログ・ランキングへ