マルコ少年の気持がほんの少し分るような気がします。

母を訪ねて三千里の本を読んだのは、半世紀を優に超える昔のことになります。
マルコ少年は、確か、イタリアからアルゼンチンへ向かったように覚えています。

それほど大げさなものではありませんが、先月から、マヤ文化のヒアリングで、
1月13日、ヨ チェン訪問、1月19日、シャイベ訪問、1月20日、チャン チェンで
2ヵ所訪問、更に、ヨ クリーク訪問、ここで情報を得て、オレンジウオークへ行き、
ハウス オブ カルチャー、ラ インマクラーダ小学校を訪問、また、1月25日、サン
イグナシオのイベントで情報を得て、2月16日に、コロザル訪問、そして、今日
2月17日、オレンジウオークで、マヤ文化研究者に出会えました。

一時、ベリーズでは、情報が取れなくて、メキシコ大使館で、メリダの大学や、
ユカテックマヤの街として知られるフェリーペ カリージョ プエルト、また、
チェトゥマルにあるマヤ博物館を訪ねるようにアドバイスされていましたが、
ベリーズ国内で賄えました。

マヤ世界の頃には、現在のコロザルがチェトゥマルと呼ばれていたそうですし、
メキシコとかベリーズといった国境など、なかったことになりますが、ベリーズ
あるものは、全てメキシコにあるという言葉を聞くと、観光大国メキシコに頼らずに
ベリーズで何とか出来ないものかという気持が芽生えていました。

コロザルやオレンジウオークの協力者からも、ベルモパンの考古学研究所や、
ベリーズ大学の図書館へ行かなければ、これ以上の情報が取れないのでは、
と言われていただけに、とても嬉しい出会いとなりました。

今回は電話も、すんなりつながり、これからお伺いしたいのですが、と申し入れると、
直ぐに了解していただけました。訪問先のオレンジウオーク森林部門からタクシーの
運転手に名前を伝えれば、案内してもらえると言われました。こんな時は、お互いが
よく知り合っている世界が威力を発揮してくれます。

適切な例えではありませんが海底(ハイテイ)で役満をツモったような心境です。



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