再び北部コロザル地区のシャイベ(Xaibe)を訪ねました。

ベリーズ大学カル博士から会うように薦められたアコスタさんは、コロザルタウンと西の
パチャカンとのほぼ中間にあるシャイベにお住まいでした。

買物を終えた乗客で満員の小型バスは、一方通行の道をUターンしてから向かいますが、
その僅かな時間を利用して数人がバスを降り、トルティージャを買っていました。小型
バスは、庶民の生活便利便として定着しているようです。

シャイベのアコスタさんの家は直ぐに分りましたが、不在でした。タクシーを待っていたら、
コロザルタウンへ向かう家族連れのカーウイイチさんが、車に乗せてくれました。日本人だと
分ると、数年前に、青年海外協力隊員が体育の教師をしていたと話してくれました。

後で買いにくるからと伝えていたバーベキュー(6ベリーズドル・3米ドル)を、少し早めの昼食
にし、近くのパン店に入りました。時間調整を兼ねて、カル博士のレポートを読み終えること
が出来ました。

午後のアコスタさんの家には、先客があり、更に待っている人達もいました。
カル博士から紹介されたことを伝え、マヤの慣習を尋ねたところ、いろいろな話を聞けました。
そして、1年半前に亡くなられたアジューソさんがマヤ文化の書籍をたくさん持っておられた
ことを知らされました。

早速訪ねましたが、書籍は全て学校に寄贈されていました。
お隣のロドリーゲスさんは、歴史家で、もちろん郷土のSanta Ritaのことも研究されていました。
Ruinという言葉を遣ったら、Archaeological Siteの方が良いと言われましたが、とても嬉しい
出会いとなりました。お向かいのククルさんが帰宅されたと言われてビックリしましたが、狭い
社会というより不思議な縁を感じました。

これで一応、ヒアリングして名前が上がった方々を訪問し終えたことになります。
ベリーズのマヤ関係者が浮き彫りになり、新たなスタートラインに立てたような気がしています。

3月も近づき、着任当初の暑さが戻ってきたようです。



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