夕べ、コロザルタウン ハウス オブ カルチャー落成式がありました。

外景を残したままコロザルタウンのハウス オブ カルチャーが、昨年の夏頃からリニューアルされて
いましたが、このほど完成したようです。

開始時間前には、マヌエル・ヘレディア・ジュニア観光大臣ご夫妻が着席されていましたし、程無く、
中華民国(台湾)呉 建國大使ご夫妻も見えられました。
国立文化歴史研究所ダイアン・ヘイロック代表もおられ、ベリーズ観光局ハビエル・パレーデス局長
の姿もありました。また、JICAベリーズ事務所 竹前調整員が出席されていました。何時ものこと
ながら、国立文化歴史研究所と中華民国(台湾)の絆の深さを感じさせられます。

ICA(Institute of Creative Art)代表のデイビッド・エイカーマンさんは、大勢の来賓の方々にご挨拶
されていました。コロザルタウンで活動の青年海外協力隊員の星さんは、ICAのメンバーとしても、
環境教育指導ともども、すっかり定着されているようです。落成式には、星さんが招いてくれました。

18時開始の式典は、かなり遅れていました。19時15分発のベリーズシティ行の最終バスに乗るため、
コロザル メソジスト スクール生徒による国歌コーラスの途中で会場を後にしました。

少し前に、ヘンリーさんが、デジカメを落としてしまったと言われて、壊れたカメラを見せられました。
その時は、お気の毒にとしか思わなかったのですが、ターミナルでバスを待っていた時、何故、カメラ
を貸さなかったのだろうと、悔やまれました。

察する文化圏の奥ゆかしい表現だったのかも知れませんが、恥ずかしいことに、その場では、そこまで
気が回りませんでした。頼まれたら、問題なくお渡し出来たのですが、残念なことをしてしまいました。
逆の立場で考えると、果たして、直接的にデジカメを貸して下さいと言えただろうかと考えると、難しい
ように思えます。

昨年、ベリーズシティのハウス オブ カルチャーで、中華民国(台湾)呉 建國大使から国立文化歴史研究所
への小切手の贈呈式がありましたが、突然デジカメが故障してしまい、記録出来なくなってしまいました
が、諦めました。

不測の事態があるからといって、デジカメを2台持ち歩く訳にはいきません。過ぎ去った瞬間は戻って来ま
せんが、それはそれとして甘んじるしかありません。何事もなるようにしかなりませんが、なるようには
なります。さりとて、思慮の足りなさ、器量の狭さを情けなく思いました。

コロザルからオレンジウオークまでの夜空には、もの凄い数の星が見られました。開けっ放しの車窓からは
心地良い風が入って来ます。左手に大きな北斗七星が縦に並んでいました。車内が点灯すると、夜空の
スイッチが消えるかのように、星が極端に減少しますが、車内が暗くなると、再びプラネタリューム状態に
戻ります。

直ぐに分る星座は、オリオンと北斗七星だけですが、これだけ大量の星が見られると、十分ナイトツアーに
なります。説明を受けられたら、さぞかし楽しいだろうと思いました。

星を見ていたら、何だか細かいことに、くよくよしないようにと言われているようで、救われたような気持
になれました。いつの間にか眠っていたようですが、アパート前で降ろしてもらうように頼んでいましたので、
事なきを得ました。



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