理想的ですねぇ、と背後から声をかけられました。
日中のスーパー銭湯は、ほぼシニアの世界です。最近は、お風呂でリラックスすること
よりも、血圧をチェックするために通っているような感じです。
お風呂に入る前に測ったら、150/78でした。上は高血圧の数値ですが、下は改善されて
いました。ごわごわした上着を脱いで測り直したら、138/80でした。背後から、理想的
ですねぇ、と声をかけられました。
シニアの最大の関心事は、健康と言えるかも知れません。同世代と思える人が、目の前で
計測しているのを見たら、覗き込んでみたくなるのかも知れません。そして、思わず声を
出されたようです。健康状態は、もちろん自分である程度見当がつきますが、体の中の
実態までは把握出来ませんので、こうした測定器具は目安になります。
知らない人から声をかけられるほど、健康な枠内の数値でしたが、何故、ほんの僅かな
時間差で、このような結果になるのか、疑問の方が先に立ってしまいます。嬉しい数字
には違いがないのですが、素直には安心出来ません。
体重は、2キロほど増えていました。気をつけている積りでも、やはり食べ過ぎている
ようです。もしかしたら、間食が原因なのかも知れません。だとすると、間食が考え
にくいベリーズに戻れば、自動的に改善されるのではないかと期待してしまいます。
血圧よりも、こちらの方が分り易く、体重の維持を心掛けたいと思います。
運動不足は、如何ともし難く、日常生活では、せいぜい歩くスピードを速めたり、階段を
2段上がりしたりすることで、少しでも補いたいと思っています。最も、日本では何の
問題もないのですが、男性も女性も堂々と、ゆったり歩くベリーズでは、ほんの少し早く
歩くだけで、一際目立ってしまいます。
健康診断一時帰国は、血圧との遭遇でしたが、早いもので、ベリーズに戻るカウントダウン
に入りました。
