ベトナム人女性と隣り合わせました。

JR川崎駅の待ち合わせでは、改札前の大きな時計塔が目印になります。
ここには、数席ですが石の腰掛も用意されています。

たまたま隣り合わせた女性から、日本語で質問されました。手にしている映画
雑誌の中に、読めない漢字があると言われました。戒めるという言葉でした。

日本人のようにも思え、あるいは中国人なのかもと思えましたが、ベトナム人
でした。イマシメルと聞いて、早速電子辞書でチェックされていました。
ひらがな、カタカナはもちろん、漢字もかなり理解されているようです。

電子辞書には、(禁じられていることを)教え諭して、慎ませる。過ちのないよう
に注意する。用心させる。警戒する。行動を禁止する。とどめる。縛る。罰する。
などの意味が書かれていました。

戒めるという言葉の使い方を聞かれました。自分の戒めとしては、海外で道を
尋ねる時には、男性に尋ねていると応えました。これまでの経験で、女性に道を
尋ねた場合、知らないとは言えないせいなのか、何回か間違って教えられたこと
があったので、戒めにしていると応えました。

その時は、自分も男性に尋ねるようにすると応じられました。シャレの分る方なのか、
理解の早い方でした。ホーチミン・シティに行ったことがあると伝えたら、ダナン
出身だと言われました。

ベトナムとの接点は、16年前に、川崎商工会議所視察団で訪れたこと、栄イング
リッシュサークルの通称サムさんが、数年前JICAシニア海外ボランティアとして、
1年間赴任されて紹介されたこと、大使閣下の料理人の舞台がベトナムだったこと、
そして、2007年にJICAシニア海外ボランティアとしてホンジュラスに赴任した時、
同じタイミングで赴任された日本大使がベトナム日本大使館から来られたこと
などを思い起こしました。

本格的に日本語を勉強されたようで、日本語での会話も自然なものでした。
袖触れ合うも多少の縁、友人が来られるまでの短い時間の話し相手となりました。



人気ブログ・ランキングへ