無事にベリーズに戻りました。

とても明るい印象です。

横浜駅から空港までは、成田エクスプレスを利用しました。ホームには、成田エクスプレス専用
の搭乗案内があり、武蔵中原、品川、東京駅経由で、その次が成田空港第二ターミナルでした。

JAPANと書かれたユニフォーム姿の皆さんがチェックインされていました。ヒップホップとか、
チアダンスとか言われましたが、オーランドのディズニーワールドでの大会に参加される代表
チームのようです。

アメリカン航空のチェックインカウンターで、荷物が2個まで無料で預けられると聞いて、びっくり
しました。ベリーズから成田空港までは1個でしたので、当然1個と思っていました。2個預けられる
のは嬉しいのですが、米国への荷物には鍵をかけられません。一瞬迷いましたが、預けることに
しました。

更に、この荷物は、ベリーズで受け取ることになると言われて、戸惑ってしまいました。年老いた
浦島太郎もいいところです。以前の常識では、一旦荷物を受け取って、税関検査を受けた後に、
接続便のコーナーに運んでいましたが、国際線から国際線への接続には、その手間が省かれている
ようです。

成田・ダラス間、ダラス・ベリーズシティ間の搭乗券と、2枚のクレームタッグ、米国の税関申告書
を渡されて、チェックインが終了です。エスタ(ESTA電子渡航認証システム)の場合は、入国書類も
不要になっています。

成田空港からダラスまでの12時間ほどの飛行は、とても穏やかでした。ダラス空港に到着した時、
フライトアテンダントの機内放送があり、機長の最後の飛行だったことを知らされました。その瞬間、
歓声と共に拍手が起こりました。名前を尋ねました。デビッド・ジョンソン機長で、33年間務められた
そうです。

機長の最後のフライトを祝福するセレモニーは、この機が、待ち構えていた消防車両が放水した水の輪
をくぐるというものでした。太陽に反射してなのか、小さな虹が見られました。シニアの今、同世代と
思える人に親しみを感じます。

この時間帯では、成田空港からの便が最初の入国審査を受けるようで、とても、スムースに入国出来
ました。念のため、税関検査前で荷物のことを尋ねたら、国際線から国際線の接続は、自動的に行わ
れることを確認出来ました。

免税店で酒を購入した際、シニア割引がないかと尋ねたら、ちょっと待つように言われました。購入
した酒がキャンペーンの対象酒だったようで、手荷物がおまけに付いてきました。軽い冗談の積り
だったのですが、何でも主張してみる価値のある文化圏に入ったことを感じました。

案ずるよりは産むが易し。鍵のかかっていない荷物でしたが、トラブルはありませんでした。疑心暗鬼
になって不安に思うよりは、相手を信頼して任せた方が、安心出来るようです。身体も荷物も無事に
ベリーズに入国出来ました。

一際、ベリーズの明るさを実感しました。



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