世界最大の果実ジャックフルーツを手に入れました。



昼食への途中、井上様にお会いしました。立ち話の中で、ジャックフルーツを食べたことが
あるかを問われましたが、何のことだか分りませんでした。

ダウンタウンのブローディーズ スーパーから最初の右角の店では、自家栽培のジャック
フルーツが販売されていると教えられました。

これまでに、何度か見かけたことはありましたが得体が知れず、フルーツなどとは思って
いませんでした。ジャックフルーツは、熟れてくると、爬虫類を思わせる表皮が軟らかく
なってくるそうです。果実は、巨大なカスタードアップルのようでした。果実だけではなく、
種も炒るなどして食べられるそうです。

ウィキペディアによると、クワ科パンノキ属の常緑高木パラミツのことで、東南アジア、
南アジア、アフリカ、ブラジル、また、東アジアでは、台湾南部、中国海南省で果樹栽培
されているそうで、原産は、インドからバングラディシュに亘っているそうです。

幹や太い枝に連なってぶら下がるジャックフルーツの迫力のある写真がありました。
長さ70cm、幅40cm、重さ40〜50kgに達するものもあるようで、世界最大の果実と呼ばれ、
バングラディシュでは、国の果物となっているそうです。

12ベリーズドル(6米ドル)で購入したジャックフルーツは、長さ30cm、幅20cm、重さは5kg
でした。熟れるまでには、まだ時間がかかりそうです。最も、これほど巨大だと、果たして、
1人で食べきれるのか少し心配になってきます。

井上様は、ベリーズシティでは、何処で何が売られているのか、熟知されています。長い間
かかって得られた生活の体験情報を、僅か数分の立ち話などで教えてもらっていいのだろうか
と複雑な気持にもなりました。

ごく自然に情報を共有し合える文化圏にいたことを有難いと思います。案外、こうしたことの
積み重ねが、あらゆるレベルに亘って行われ、工夫されていくと、大きな進化につながって
いくのかも知れません。世界最大の果実ジャックフルーツから、あらぬ方向に思いを馳せて
しまいました。



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