サン イグナシオとベンケ ビエホ デル カルメンを訪ねました。

半年振りとなるベンケ ビエホ観光委員会への参加を打診したところ、ベリーズ観光産業協会
カヨ支部に話を通しておくように言われ、サン イグナシオへの出張となりました。街の名前
がサン イグナシオで、地域名がカヨになりますが、サン イグナシオと言わずに、カヨと呼ば
れることの方が多いように思えます。

そのカヨでは、ショッピングモールの建設が進められていました。

ベリーズ観光産業協会カヨ支部長のマイケルさんは、カヨ・アドベンチャー・ツアーズの代表
で、事務所のあるベヌス ホテルは、2009年に宿泊したホテルの斜め向かいにありましたので、
とても懐かしい思いがしました。

来月下旬に、サン イグナシオ リゾート ホテルで2012ベリーズ考古学・文化人類学シンポ
ジュームが開催されます。宿泊予約先のカサ ブランカ ホテルに寄りました。ガイドブック
には、小ホテル部門で、2004年度のベストホテル賞受賞と紹介されています。

マイケルさんの了承のもと、ベンケ ビエホ デル カルメンのハウス オブ カルチャー ナジェーリ
さんを訪ねました。打ち合わせが長引いている様子を察知されたイングリッドさんから、ベリーズ
の歴史をガイドされました。

現在のベリーズから大量のログウッドとマホガニーが輸出され、黒人奴隷が輸入されたそうです。
当時、黒人は人間としては見做されていなかったそうで、背中の鞭の痕や、17歳の女性が1ドルで
売買されている新聞記事が残っていました。凡そ200年前では、それが現実だったようです。

ナジェーリさんは、話をする間にも、かかってきた電話に応対し、手はイベント準備の作業を
されていました。ベリーズでは、何処へ行っても、皆さん忙しく仕事されているようです。

何時ものことながら、動くことで、新たな出会いを得ています。



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