ベリーズ西部ベンケ ビエホ デル カルメン タウンに出張しました。

まさか半年振りの出席が天まで届いたのか、早朝から、遠くで雷鳴がとどろく大雨でした。
ベンケ ビエホ タウン観光委員会は、午前9時に予定されています。アパート前で、5時35分に
バスに乗り、バスターミナル発6時のバスへ接続出来ましたが、実際には、5時52分に出発しま
したので、6時出発というのは目安のようなもののようです。

人の数だけ停留所があることになりますし、大雨の影響もあり、いつもよりは時間がかかって
いるようでした。立っている女子高生のオーマイゴッシュという叫び声が聞こえました。前方
脇に2台の車が不自然な形で停まっていて、側らの野原には、男性がうつぶせになっているのが
見えました。

その後、救急車とすれ違いましたが、交通事故の直後に居合わせていたようで、後に、この事故
で4人が亡くなられていたことを知りました。

首都ベルモパンに着いたのは、7時35分、更に、サンイグナシオ着、8時53分、ベンケ ビエホ
デル カルメン タウンに到着したのは、9時19分でした。

出席するからには、黙っていたのでは、何のために参加するのか分りませんので、質問から発言
することにしました。英会話60点主義というのは、案外開き直りにも通じているかも知れません。

ハウス オブ カルチャーでは、ベリーズに於ける奴隷制度及び奴隷解放の歴史と題したイベント
が行われていて、制服姿など、学生達の姿を見かけました。

ベンケ ビエホ デル カルメン タウン庁舎で活動の青年海外協力隊・村落開発隊員の村上さんに
グアテマラとの国境近くに新設された同タウンの歓迎表示を案内してもらいました。

今回の出張では、ベリーズ観光省ケビンさん、ベリーズ観光局バルデマールさん、CENPROMYPE
ホセさん、考古学研究所シルビアさん達と、新たに知り会えました。

雨さえ降らなければ、あの事故は起きなかったのかも知れません。どのような方達だったのか
見当もつきませんが、何方も、まさか、この日に命を落とすことになるなど思ってもいなかった
ことと思われます。

普段は思い出すことなどありませんが、こうした交通事故を目にすると、停まっている車の中で、
事故に遭遇していた日のことが蘇ってきます。あの日も雨が降っていました。

ご冥福をお祈り申し上げます。



人気ブログ・ランキングへ