1分の違いが30分に?



ベリーズ シテイのベニスアパートは、ノーザーンハイウエイに面していますので、
バスの往来が分ります。ほんの僅かな時間差で、目の前を、何時も利用している
バスが通り過ぎて行きました。

向かいの店から、アパートの従業員がやってきましたので、1分遅かったことを伝え
たら、その1分は、30分に相当するかもと、明るく笑われてしまいました。

何となく感じることは、ベリーズの人達は、自分が利用する時間帯のバスの運行時間
は良く把握しているようですが、それ以外の時間となると、出たとこ勝負のように
思えます。むしろ、何も気にしていないで、自分のペースの中で、来るバスを待つと
言った方が、近いかも知れません。

同じ方向のバスを待つ人がいると安心しますが、もしかしたら、その人も同じように
考えられているのかも知れません。実際は、15分ほどで、次のバスに乗車出来ました。

日本だと、バスの停留所があって、ボードには、曜日毎の運行時間が記されています。
更に、バスの現在位置が分り、何分位で到着するのかが分るようになっているバス停
もあります。

一方、JRでは、ダイヤが改正される度に、駅毎の出発時刻一覧表が無料で配布されます
し、電車が数分遅れただけでも、車内アナウンスで迷惑をかけた旨、詫びられます。

バスの時間を把握した所で、待つ身になれば、乗り遅れないように、時間に余裕を持つ
ことになりますし、週末は、特別なことがない限り、気にしないで来るバスを待つこと
になります。人口が30数万人のベリーズと、1億2800万人の日本との違いなのかも知れ
ません。

時には1時間以上もバスを待つことがありますが、それはそれで、それなりのペースに
馴染んできています。住めば都とは、よく言ったものです。



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