コロザル タウン庁舎壁画修復落成式典に出席しました。

現在83歳の壁画アーティスト マヌエル・ビジャモールさんが若い頃に描かれた壁画の修復を
垣間見られ、昨夜の落成式典にご本人から直接招かられたのは、本当にラッキーで、とても
光栄なことでした。

ヒルベルトカンポス コロザル タウン長始め、同タウン庁舎で活動の青年海外協力隊
星さん、また、JICAベリーズ事務所の竹前調整員など60名ほどの人達が出席されていました。
西インド諸島出身のリディアさんとは、ほぼ1年振りの再会となりました。

マヌエル・ビジャモールさんに、壁画を何処から描き始められたのかを尋ねたところ、左側
からと教えていただきました。壁画は、左から右に、ベリーズで起こった歴史的な出来事が
年代順に描かれています。

勝手な想像になりますが、恐らく、壁画に取り掛かられる前、既にマヌエル・ビジャモール
さんの頭の中では、全体の構図が出来上がっていて、それを丁寧に年代順に書かれたのでは
ないかと思っています。極端な話、何処からでも描けたのではないかと思われます。

2月の凧作り教室で、台湾の若い画家が、限られたスペースに干支の龍を収めて描かれました。
最初は何を描かれているのか全く見当がつきませんでしたが、少しずつ絵の様子が分ってきま
した。首の辺りから描き始められていました。

22年も前のことですが、サロン・デ・ボザール ギリシャ海外展覧会に添乗した時、メンバーの
方から、絵を描く人の眼は、カメラのようなもので、瞬間に見たものでも、細部に亘って記憶
されると言われたことを思い出しました。

マヌエル・ビジャモールさんのお蔭で、コロザルの観光開発に取り組んでいながら、これまで
接点のなかった行政のコロザル タウン長と、観光担当のコロザル タウン議員に会うことが
出来ました。



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