ベリーズ考古学・文化人類学シンポジューム3日目

プログラムには、4日間のプレゼンテーションで100名以上の名前が記載されています。
チームで取り組まれている研究者も少なくないようです。

考古学研究所長ハイメ・アウエ博士以外にも、ベリーズ人研究者がおられますが、
カナダ、米国人による研究発表が圧倒的に多いように思えました。

両国からベリーズへのアクセスが良いことと、中南米唯一の英語圏ということに起因して
いるのかと思って尋ねたら、第一の理由には、アウエ博士が、考古学者や文化人類学者を
歓迎されているからだと言われました。

遺跡発掘は、とても個人の資力で出来ることではないようで、それぞれ支援団体が必要な
ようです。中には、結果を強く求められることもあるのかも知れません。このシンポジュームは、
種々の課題に取り組まれている研究者に、毎年、発表の場を与えられていることになります。

研究者は、相互に啓発され切磋琢磨されることになるのでしょうし、支援団体への中間報告
にもなるのかも知れません。一方、学生や関係者も一緒に、ベリーズを訪問することもある
ようで、渡航者誘致面で寄与されていることになるようです。

アウエ博士がプレゼンテーションされましたが、考古学への情熱を強く感じましたし、
シンポジュームが一般に開放されていることを改めて嬉しく思いました。



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