ヴァジェ・デ・アンヘレス行きの今日は、雨が降っていました。

ヴァジェ・デ・アンヘレスへ行くためには、アパートからサン・フェリーペ病院前までラジオタクシーを
利用し、ラピディートと呼ばれる小型バスに乗り継ぐことになります。サン・フェリーペ病院というのは、
日本の援助で建てられた庶民の病院で、同じく日本の援助による橋の建設など、実生活に密接した援助と
して、ホンジュラスの人達の印象に深く残っていて、日本に対して感謝の気持を現す際の代名詞のような
言葉になっています。



ところが、ラピディートではなく、通称、黄バスと呼ばれる大型バスに乗るように誘導されました。
午前10時の集合時間には、十分間がありましたが、なかなか発車しません。外国人のグループが乗り込んで
きました。これで、ほぼ満席となり、直ぐのスタートとなりました。



隣に座ってきたのは、カナダのモントリオールから来たという大学生で、3ヶ月間の実習滞在だそうで、
ケベック州からやってくるグループのアテンドをすると言っていました。願ってもないチャンスでした。
これからヴァジェ・デ・アンヘレスへお土産に関してのアンケートをヒアリングしに行くことを説明し
ました。最初、何語で話しているのだろうと思った言葉は、ケベック州独特のフランス語でした。
カナダ人とスペイン語で話をするのに、少し違和感がありましたが、ヴァジェ・デ・アンヘレスまでの
40分を、あっという間に過せました。



お土産のアンケートには、JICAホンジュラス事務所から、行き届いた支援がありました。
INFOPの生徒さん達も、4名応援に駆けつけてくれました。



午前は、雨でしたので、土産店の店主にヒアリングしました。6月、7月というのは、土産店にとっては、
1年の中でもお客様が多い月だそうですが、トンコンティン空港の思わぬ閉鎖が響き、売上は大打撃で、
例年の25%にまで落ち込んでしまったそうです。ですから、40%の落ち込みの店というのは、健闘して
いると言えるのかも知れません。



一方、この天候で、観光客の足が、遠のいたのではないかと思えたのですが、結構あちこちで見かける
ことが出来ました。アンケート調査に応えてもらうために、レストランや中央公園など、寛いでいる
ところに声をかけたメンバーもいました。ケベック州からのグループと、バスを待っているタイミングの
ところで再会出来たのはラッキーでした。
米国からやってきたという親子や、夫婦などからは、面倒がらずに、アンケートに応えてもらえました。
INFOPの生徒さん達は、スペイン語のアンケート用紙で頑張ってくれました。隣国エルサルバドル
など、皆で、合計66枚のアンケートをとることが出来ました。



道を挟んだ両側にある博物館は、個人が長年に亘って収集してきたものを、一般公開していました。
アンケートをヒアリングする私達も、また消費者の一部になります。名産とも言える手作りの木製品を
購入していました。

 

今日ヒアリングしたアンケートが、どのような結果だったのか、楽しみです。






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